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2月の声を聞く今日この頃。まだまだお正月太りが解消しない…、なんて方も多いのではないでしょうか?
しかし実のところ、真夏まではあと半年。ダイエットを始めるなら今がおすすめです!
ダイエットにはカロリー制限や有酸素運動などさまざまなアプローチがありますが、今回は、ここ数年男女問わず人気のある「糖質コントロール」。賛否両論ある方法ですが、筆者自身は実際に減量することができました。
というわけで超個人的な減量経験をもとに、簡単にはじめられる糖質コントロールダイエットのコツをお届けします。
もはやダイエットの定番の1つともなった糖質コントロール。初めてならば、やっぱり夕食のコントロールから始めましょう。夜は食べたものが一番脂肪になりやすい時間帯と言われているからです。
まずは基本的なNG素材はこちら
これらを抜いて、おかずや野菜をしっかり食べていきます。
和食や中華の味付けには砂糖がたっぷり使われて居る場合が多いので、なるべく甘さが目立たないものを選ぶといいです
主食を抜くとは言っても、食事の総量を減らすのは違います。
糖質を摂らない分、たんぱく質(肉・魚・卵など)をしっかり食べましょう。カロリーコントロールではないので、油も摂りすぎなければ食べてOK! アボカドなどもおすすめです。
メインディッシュにたっぷりのお肉や青魚を持ってきて、葉物野菜とキノコなどの低糖質な野菜を組み合わせればバッチリ! イカ・タコ・エビなども美味しくてお腹もふくれるおすすめ食材です。冬には「鍋料理」も強い味方になってくれますよ。
よく言われるのが、ビールや日本酒などの醸造酒は糖質が高いのでNG、ウィスキーや焼酎などの蒸留酒は糖質が少ないのでOKということ。もちろん梅酒やクレーム・ド・カシスなどのような、甘いリキュールはNG。
などが比較的安心な飲み物です。
ひとつ気をつけなければいけないのが「チューハイ・サワー類」。レモンなど甘みの少ないフレーバーを選んでも、居酒屋などでよく使われる樽の「サワー」そのものにお砂糖が入っている場合が多いのです。
焼酎を炭酸で割って、100%のレモン汁を少し加えた「甘くないレモンサワー」ならとってもおすすめ!
主食を抜いているつもり、スイーツは避けているつもり…。でも、意外とできていない場合も多いのです。
摂った糖質の総量が問題なので、主食を抜いても気づかず他で食べていれば意味がありません。
ダイエット中に『牛乳』や『ヨーグルト』でお腹をふくらませる方は多いですが、これらは意外な落とし穴です。乳糖という糖質が多く含まれているので、飲み過ぎ・食べ過ぎはNG!
チーズなら比較的糖質が少ないのでダイエット中のおやつにはオススメです。
生野菜やフルーツは、ビタミンも豊富で素晴らしい食材です。ただし「この1食は糖質コントロール!」と決めたときには気をつけて。
まずフルーツは当然、糖質がたっぷり含まれています。朝や昼に食べましょう。
サラダも、トマト・ニンジン・コーンなど糖質たっぷりの野菜を多くとってしまっては意味がありません。レタスやきゅうりなど「緑」な感じの野菜をメインに構成するのがおすすめです。
シチューやグラタンなどのとろみのある洋風料理や、ケチャップ、ソース類にもご用心。小麦粉や砂糖が大量に使われている場合が多いです。パンだけ抜いても、あまり意味がありません。
洋食ではステーキやハンバーグ、魚のグリルなどを選びましょう。ちょっと寂しいですがソースを控えめに、なるべく大部分を塩コショウや醤油で食べるのがおすすめです。
ここからは、筆者が実際に糖質コントロール期間中にやってみて気づいた「コツ」をご紹介しました。
筆者が糖質コントロール中につくづく感じたのは「炭水化物メインの食事は楽チン」だということ。ご飯や麺、パンは便利なもので、忙しい時もパパッとお腹いっぱいになります。
それに比べて、たんぱく質と野菜だけでお腹をいっぱいにするには手間とお金がかかります。
そこで「OK食材の買い置き」が継続しやすさのポイントとなりました。
焼くだけ、ちぎるだけ、ならべるだけ。あるいはお鍋に仕立てるだけですぐにご飯が食べられるようにしておくと、余計なものを食べなくて済みます。
比較的料理の保存がききやすいこの季節、肉と野菜のごった煮スープをたくさん作りおきしておくのも楽チンです。薄い塩味のみにしておけば、食べる時に好きな味付けで楽しむことができます。
和風や中華風に味付けた場合、白滝を入れても美味しいですよ。飲んだ後にラーメンを食べたくなっても、スープでごまかしましょう!
職場やお家の近所に「OK店」をいくつか持っておくのも糖質コントロール生活を楽チンにしてくれるポイントです。
筆者は外食多めの生活スタイルですが、
などなど、楽しみながら日々「OK店」を巡回しておりました。
ポイントにさえ気をつければ、かなり「おいしいもの」を食べることができるのが糖質コントロールのいいところ。夕食だけなら気軽に始めてみることができますよ。
毎食やるとかなりダイエットのスピードが上がりますが、その分リバウンドもしやすいので、3食やる場合は専門家の指導下で行ったり、しっかりと学習してから行うことをおすすめします。
(文/くぼきひろこ)
くぼきひろこ/ライター
美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。