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ドイツ1部フランクフルトのDF小杉啓太がプレシーズンで好印象を残している。ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ」は「新監督の就任で、新しい人生が始まったようだ」とアルベルト・リエラ前監督の下での不遇から脱した現状を伝えている。
20歳の小杉はスウェーデンのユールゴーデンで実績を残し、今年1月にフランクフルトへ移籍した。同じ左サイドのポジションにはドイツ代表DFナサニエル・ブラウンという絶対的な選手がいたなかでコンスタントにベンチ入りを果たしていたが、2月の監督交代でリエラ監督が就任したのを機に状況は一変。メンバー外が続き、結局1試合も出番は与えられないままシーズンを終えた。現地メディアでは、リエラ監督は小杉を徹底的に無視し、戦力外通告を行ったなどとも伝えられていた。
しかし、クラブは結果を残せなかったスペイン人指揮官を5月に解任。現在はアドルフ・ヒュッター監督が指揮を執っており、このプレシーズン期間には小杉にもチャンスが与えられている。同紙のレポートによれば、小杉はトレーニングキャンプで質の高いパフォーマンスを示し、ヒュッター監督もその「闘う姿勢」に好印象を持っているという。バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれたブラウンの穴を埋める候補として「監督は小杉に信頼を寄せている」と伝えられている。
ヒュッター監督は小杉について「小柄な選手でも自分の存在を示す必要がある。相手に立ち向かう力が必要になるが、その点で彼のプレーはとても印象的だ。彼は優れたダイナミズムを備えている」と賞賛を送り、「前がかりの守備」や「ボール技術の高さ」などにも高い評価を与えているという。
前監督の下では蚊帳の外に置かれていた小杉だが、ヒュッター新監督からは信頼を掴みつつあるようだ。ブンデスリーガデビュー、そしてその先のレギュラー定着に向けて、プレシーズン期間でどれだけアピールできるのか注目だ。(FOOTBALL ZONE編集部)