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中国メディアの紅星新聞は29日、「中国人観光客が欧州から逃げ出している」と報じた。
記事によると、その原因は熱波。今週は各地で気温が過去最高を更新し、フランス、英国、スペインなどで40度を超える歴史的な高温を記録している。記事は「この熱波は現地住民だけでなく、欧州を訪れた観光客にも大きな影響を与えており、多くの人が旅行に訪れたことを後悔している」と伝えた。
現地の中国人観光客からは「日なたを歩くと、自分がオーブンの中の肉になった気分」「暑すぎて感覚が麻痺する。まるで天日干しにされているみたい」「欧州に来るなら熱中症の薬を携帯すべき」「ここで一生分の苦労を味わった」「暑さで気が狂いそう」「パリにいる人は夜、どうやって眠っているのか教えてほしい」といった声が続々と上がった。中には、「旅行に来たはずなのにサバイバルだ」と漏らす人もいるという。
あるネットユーザーは「パリで2週間続く熱波に遭遇した。エアコン付きの宿を選んだのに、実際にチェックインしてがく然とした。エアコンは室内に固定されたものではなく移動式のもので、排気ホースから出る熱気が室内にこもるため、ほとんど冷房効果がない」と嘆いた。
また、両親と共にパリを訪れたという別のネットユーザーは「到着初日、エッフェル塔で写真を撮っていたら60代の母親が脱水症状を起こして病院へ搬送された。パリは朝10時の時点で40度。母はすぐに旅行の日程を中止し、パリから逃げ出すことを決めた」と投稿した。
ロンドンを訪れたというユーザーは「午前3時近くになっても暑くて眠れない。エアコンはなく、扇風機もほとんど役に立たない。バスの座席は蒸し暑く、車内にもエアコンがない。窓も開けられず、乗っているだけでサウナのように汗が流れ続ける。もう少しで意識を失いそうだった。観光を終えて店で休もうと思って入ってみても、店内にエアコンがなく暑いままだ」とつづった。
パリに留学している中国人学生の賀明棟(ハー・ミンドン)さんは「自分の部屋は南西向きで、毎日帰宅するとまるでオーブンの中に入ったようで焼き上がってしまいそう。これまでエアコンも買っていなかったので夜は眠れない。横になっているとシーツまで熱く感じる。夜中に暑さで何度も目が覚める」と明かした。
中国のネットユーザーからは「金持ちには金持ちなりの苦労があるんだな」「欧州のホテルってエアコンないの?」「インドよりはマシでは?」「旅行に行く時は行き先選びが大事。目的地の天候はよく調べるべき」「やっぱり貧乏人は幸せ。中国ならエアコンのある部屋で外が明るくなるまでぐっすり眠れる」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)