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[29日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、ロシアが過去4年余りでウクライナ東部ドンバス地域の制圧期限を15回も設定し、そのたびに先送りしてきたとやゆした。
ロシアのプーチン大統領は前日、ウクライナ4州を完全に制圧するという戦場での目標に向けて攻勢を続ける考えを表明し、戦闘沈静化に向けたウクライナの新たな提案を拒否していた。
ゼレンスキー氏はプーチン氏の発言について、ウクライナによる石油関連施設への攻撃の影響でガソリンスタンドに長蛇の列をつくるロシア国民の感情からかけ離れていることを示していると指摘。
夜のビデオ演説で、産油国のロシアでさえ今や燃料不足に直面しているとした上で、「これは戦争の直接的な結果だ。同時に、ウクライナがどのように対応しているかを示す一例でもある。われわれはテロではなく、精密さで応える」と語った。
ゼレンスキー氏は、ロシアが4年にわたりウクライナ東部ドンバスのドネツク、ルハンスク両州とザポリージャ、ヘルソン両州を制圧するため、これまで15回にわたり期限を設定しては先送りしてきたと、かなりの時間を割いて説明した。
「ロシアの政治指導者は依然としてドンバスに固執している」とし、「ロシアは戦争を終わらせなければ、その期限を再び先送りせざるを得なくなるだろう」と述べた。
ロシアはルハンスク州全域と、ドネツク州およびザポリージャ州の広範な地域を制圧している。
ゼレンスキー氏は、ウクライナは紛争終結に向けた提案をすでに行ってきたが、「ロシアは毎回それを拒否している」とも述べた。