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コロナ症状、大半の患者で共通点が判明 米CDC分析

7/18(土) 15:30
米CDCが、新型コロナウイルスの共通の病状について新たな分析結果を発表した/Kevin C. Cox/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は18日までに、新型コロナウイルスの共通の病状について大半の感染者に発熱、せきや息切れのうち少なくとも1つの症状の共有があると考えられるとの新たな分析結果を報告した。

研究所などが感染を確認した患者164人の診断記録などに基づいた。対象の患者全員が何らかの症状を示し、今年1月14日~4月4日に発症していた。

新型コロナは新種の病気のため症状に関する情報は限られている。入院していない患者の症状についての知見も乏しい。

CDCは今回の報告をまとめるため地方の衛生当局が発見した感染者に追加のアンケート調査を実施。幅広い症状に加え、一般的に知られていない別の症状があった場合の情報提供も促していた。

分析結果によると、これら患者の96%に発熱、せきや息切れのうちの1つの症状が出た。3つの症状全てを抱えたとしたのは約45%だった。

最も多かったのはせきの84%、次が発熱の80%だった。息切れは入院した患者の間でより目立っていた。

他の症状も広範囲となっており、筋肉痛、寒気、疲労感や頭痛が含まれた。調査対象の患者の半数は下痢を中心にした腹部機能の障害も報告。一部の感染者は腹痛、吐き気や嘔吐(おうと)に襲われていた。

入院の必要がなかった患者では高い比率で味覚や嗅覚(きゅうかく)の喪失を明かしていた。

今回の分析結果は、検査が特定の患者あるいは特定の時期に限られているため一般化出来る種類のものではない。調査の対象者の多数が入院の感染者に偏っているであろう条件もある。ただ、医師が感染拡大の阻止を図るため検査や隔離が必要と診断する際に貴重なデータとなる可能性はある。

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