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読者が選ぶお勧めの商品やサービスを様々な切り口で調査し、結果をランキングにして発表する「ウーマンリサーチ」。
第20回のテーマは乾燥の季節に役立つ「加湿器」です。女性が選ぶ加湿器の人気や、満足度の高い機種をリサーチしました。
リビング新聞グループのシンクタンクである株式会社リビングくらしHOW研究所では、全国のWeb会員約42万8000人を対象に「加湿器」についての調査を実施。回答者1214人中、約1万円以上の高価な加湿器を「持っている」人は26.8%、持っていない人のうち、「興味がある」と答えた人は57.7%。「スチーム式」「気化式」「超音波式」など、種類が豊富なため、「どれがいいかわからない」という声も多く寄せられました。使用しているのは「リビング」(59.1%)や「寝室」(35.1%)で、という加湿器ユーザーの、購入目的や重視したポイント、お手入れの頻度など、詳しく聞きました。
女性1200人が選んだ「高額加湿器」利用率トップ3
1位 「シャープ プラズマクラスター加湿器」
2位 「パナソニック ヒーターレス気化式加湿機」
3位 「象印マホービン スチーム式加湿器」
約1万円以上の加湿器の利用率第1位は「シャープ プラズマクラスター加湿器」、第2位は「パナソニック ヒーターレス気化式加湿機」、第3位は「象印マホービン スチーム式加湿器」という結果になりました。
女性1200人が選んだ「高額加湿器」利用満足度トップ3
1位 「ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器」
2位 「ダイソン Hygienic Mist 加湿器」
3位 「象印マホービン スチーム式加湿器」
また、利用満足度は第1位が「ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器」、第2位は「ダイソン Hygienic Mist 加湿器」、第3位は「象印マホービン スチーム式加湿器」という結果になりました。
購入した理由について聞いたところ、「乾燥が気になったから」が73.8%と最も多く、次いで「家族の健康のため」「機能が良かったから」という結果になりました。
また、購入時に最も重視したポイントは、「本体価格」が22.2%と最も多く、次いで「機能が豊富なこと」、「ブランド・メーカー」という結果に。
「毎年冬になると毎日使用しています。使用期間は特に乾燥に悩まされることがありません」(40代女性)、「空気清浄機と加湿器が一体化しているので年中使えるのが快適。部屋の湿度が何%か表示されるので、分かりやすい」(30代女性)、「匂いを取る機能も優れており、ペット臭もよく吸ってくれる。スマホアプリとも連動していて、加湿状況が可視化できるのもよい」(40代女性)と、加湿機能はもちろん、空気清浄・消臭・スマートフォンとの連携など、加湿以外の機能の豊富さもポイントとなるようです。
タンクやフィルター等のお手入れが必要な加湿器。お手入れの頻度について聞いたところ、「水を入れ替えるときに」という人が20.6%、「お掃除サインがついたら」が19.7%、「1か月に1回」が16%という結果に。改善してほしいポイントでは、 「お手入れの仕方がイマイチよく分からない」(30代女性)、 「パーツの数や洗いやすさなどを改善してほしい」(50代女性)など、 「お手入れが面倒」という意見が多く寄せられました。衛生面にも影響するお手入れ。購入時は本体価格や機能だけでなく、メンテナンス方法についても詳しくチェックする必要があるようです。
【調査概要】期間:2019.11.13~11.17/サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「あんふぁんWeb」「シティリビングWeb」各Web会員へのアンケート /調査対象:女性 1214人/調査対象メーカー:約1万円以上の加湿器(象印マホービン・カドー・コロナ・シャープ・ダイソン・ダイニチ工業・パナソニック・バルミューダ・BRUNO・三菱重工)【回答者プロフィール】エリア:全国/年代:20代以下11.5%、30代31.5%、40代30.1%、50代以上26.8%/独身29.0%、既婚71.0%/子どもあり58.2%、なし41.8% データは小数点2位以下四捨五入