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こんにちは、トイストーリーのミスター・ポテトヘッドを見るとなぜか楽しい気持ちになる、ヨムーノライターの井野真利子です。
ホクホク食感とほのかな甘みがたまらないジャガイモ。そんな穏やかなイメージとは裏腹に、選び方を間違えると食中毒を引き起こす可能性があるのだとか。
今回ご紹介するのは、農林水産省が教える「ジャガイモによる食中毒の予防法」です。絶対にやってはいけないジャガイモの選び方や、保存・調理時のポイントをお伝えします。
覚えておいて損はない情報ばかりなので、ぜひチェックしてみてください!
ジャガイモの芽や緑色に変色した部分には、ソラニンやチャコニンと呼ばれる天然の毒素が含まれています。食中毒の原因となる物質が、このソラニンとチャコニン。
ソラニンやチャコニンを多く摂取すると食中毒を引き起こし、吐き気や下痢、嘔吐、腹痛、頭痛、めまいといった症状が現れるのだそうです。
劣化したジャガイモを食べたあとにこれらの症状が見られた場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。
ジャガイモを八百屋さんやスーパーで選ぶ際には、しっかりと見分けて安全に食べられるものを選びましょう。
体に悪影響を及ぼす可能性があるジャガイモの特徴は、以下の通りです。
食中毒を避けるため、芽が出たり緑がかったりしているジャガイモは選ばないようにしてくださいね。
また、家庭菜園で栽培したジャガイモは未熟な場合があり、見た目や大きさだけで判断するのは難しいのだとか。
こちらは、今年の春に私が丹精込めて育てたジャガイモです。
素人が栽培するのはやはり難しく、種芋を3つ植えて、種芋よりも小さなジャガイモを3つ収穫するという、何の生産性もないことをしてしまいました。
ふかして食べてみたのですが、そういえばジャガイモとは思えないくらい苦かったんです!
苦い小ジャガイモを口にしてから半年たった今も、一応元気に生きていますが、きっとあれは食べてはいけないものだったのでしょう。皆さんは、ご注意くださいね。
※ただし、ジャガイモには熟しても小さい品種もあります。通常販売されているものはそれらの品種になります。
購入したジャガイモは、10℃前後の涼しくて暗い場所に保存しましょう。風通しが良い場所を選ぶこともポイント。
20℃を超える場所や湿気の多い場所に置くと、芽が出たり腐敗したりする原因になるのだそうですよ。
私の家では、通気性の良い麻の袋に入れて風通しの良い場所に吊るしています。完璧かと思いきや、直射日光がガンガン当たっていたので早速保管場所を変えました。
また、ジャガイモは、傷がついたりすると天然毒素の含有量を増加させる特性があるのだそうです。取り扱う際は、傷をつけないように注意しましょう。
ジャガイモに含まれる天然毒素は、調理時に加熱しても減らないのだそう。芽が出たジャガイモや、緑色になったジャガイモを調理する際には、皮をしっかり剥きましょう。
緑色の部分やその周囲は、特に分厚めに皮を剥くことが大切です。芽は周囲の部分も含めて根元まで完全に取り除きましょう。
また未熟なジャガイモは、皮を剥いて調理するか食べるときに皮を取り除き、たくさんの量を食べないようにしてください。
苦味やえぐみを感じた場合は、食べない方が良いそうです(ギク!)。
今回は、農林水産省のホームページで紹介されていた、ジャガイモによる食中毒の予防法をご紹介しました。
ジャガイモの中には、ソラニンやチャコニンと呼ばれる毒素を含むものがありますが、選び方さえ知っていれば怖くありません。
ジャガイモを安全に美味しく食すためにも、ぜひ今回ご紹介した内容を役立ててくださいね。
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