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乃木坂46 星野みなみに聞く、1st写真集での挑戦と“乃木坂の写真集が売れる理由”

4/15(日) 16:00

 乃木坂46の星野みなみによる1st写真集『いたずら』が、4月10日に発売された。乃木坂46メンバーの写真集は、これまで様々な場所で撮影が行われてきたが、星野が撮影の舞台に選んだのは「これまでで一番日本から離れた場所」であるポルトガル。首都リスボンをメインの舞台に、フォトグラファー・藤本和典氏が、おしゃれでポップなランジェリー姿や、爽快感のある広場や歴史ある修道院での大人っぽいドレス姿などを写真に収めている。

 今回リアルサウンドでは、星野にインタビューを行い、自身初のソロ写真集について思うことや制作の裏側、生駒里奈の卒業や2018年の乃木坂46について、たっぷりと語ってもらった。(リアルサウンド編集部)

(参考:乃木坂46のソロ写真集はなぜ売れる?

・「街のどこへ行っても写真映えする風景がある」

ーー乃木坂46は2014年以降、各メンバーが写真集を次々に出していますが、星野さんは20歳を迎える今年、1st写真集を出すことになりました。このタイミングというのは「やっと来たな」という感じですか?

星野:みんな出してたからいつかは出したいなと思ってましたし、20歳という区切りの時期に出せるというのは、良いタイミングだと思います。

ーーポルトガルと一部ロンドンという海外での撮影となりましたが、この場所は星野さんの希望でもあったんですか。

星野:可愛らしい、色があってポップなものにしたいなと思っていたので、そのテーマにあうと思った場所をいくつか出して、そのなかでポルトガルに決まったんです。

ーーかねてからポルトガル・リスボンに抱いていたイメージと、実際行ってみての印象に開きはありましたか?

星野:もともと絵本の中の街という可愛らしいイメージがあって、良い意味でそのままでしたね。街のどこへ行っても写真映えする風景があるというか。あと、海外だとあまりご飯を食べられないタイプなんですけど、リスボンのご飯は美味しかったですし、天気も良かったし、想像していたよりもずっと楽しかったです。

ーー実際行って初めて知ったこと、驚いたことは?

星野:意外と夜は寒かったですね。寒暖差が激しくて。でも、暑いところが苦手なのでちょうど良かったです(笑)。

ーー表紙は乃木坂46メンバーのソロ写真集史上最も接写したカットと話題になっていますが。

星野:ポップで題名にも合ってるねってメンバーも言ってくれてるし、中のページにはジャムのついたカットもあって、それも個人的に大好きなんです。あと、書店さんで並んでいても目につきやすいかなと思うので、お気に入りです。

ーー今回の写真集のなかで、星野さん一押しのカットを教えてください。

星野:街で電車と撮ったカットだったり、自分で調べて「ここに行きたいです!」とお願いして撮ってもらった写真はぜひ見て欲しいですね。自然な笑顔、表情もたくさんあるので、そこにも注目してもらえると嬉しいです。あと、海にも行ったんですよ。

ーー切なげな表情で、かなり大人っぽい星野さんの一面を見ることができますね。

星野:これはロカ岬という、ヨーロッパの一番西にあるところで。日が落ちるのも一瞬なので、急いで撮影をしました。

ーー星野さんのなかで、これは一番のチャレンジだったと思うカットは?

星野:やっぱり初めての下着撮影ですね。グラビアもいつもは露出も少ないタイプなので、一番の挑戦だったと思います。あとはドレスを着ることができたのも大きいです。いつもはピンクみたいな色味を着ることが多いんですけど、青のドレスというのは20歳になって少し大人になったからこそだろうし、普段にはない感じが出ていて、個人的にも好きです。ドレスを着て撮った場所が観光地で、結構人も多い場所なんですけど、そこにたまたま居合わせたストリートパフォーマーさんや子供たちも一緒に写ってもらったりして、楽しかったですよ。

ーーこうして全体を見ると、これまでのパブリックイメージに合った可愛らしい一面も多いですが、大人っぽい表情や印象を受けるものもたくさんあって、まさに20歳の節目という感じがします。

星野:そうですね。遊び心もあっていいかなと思います。

ーーそういえば、ロンドンでも撮影をしたんですよね。

星野:はい、30分だけなんですけど(笑)。トランジットが5時間くらいあったので、前の日に行けるかなと思ってスタッフさんにお願いして、なんとかチケットを取ってもらいました。でも、いざ行ってみると色々大変で、結局それくらいしか時間を取れませんでした。でも、行きたかったので言ってみて良かったです。

ーーやりたいと思ったことは言ってみるものですね。写真集のキャッチコピーが「可愛いの天才」ということですが、個人的にはどういう印象を受けました?

星野:ハードルが上がるというか、ありがたいんですけど……究極じゃないですか(笑)。個人的にも良いキャッチコピーだと思うんですけど、みんなイジってくる感じもあるので(笑)。

ーーメンバーにはもう見てもらいました?

星野:何人かには見てもらいました! もも(大園桃子)が「恥ずかしかったー!」と言ってくれたり、若月(佑美)は「このカットがよかった」と褒めてくれたりして。新内(眞衣)は表紙と同じ舌出しの写真を撮って、イジってきたりというのもありました(笑)。

・乃木坂メンバーの写真集が売れる要因

ーーちなみに、グループとしてもどんどんメンバーが写真集を出して、しかも売り上げが好調続きですが、星野さんが思う“乃木坂メンバーの写真集が売れている要因”とは?

星野:えー! 何だろうー!(笑)。みんな可愛いし、テレビを見ていても何を見ていても乃木坂46の名前を見ることも多くなったし、個人を知らなくてもグループを知ってくれている人もいたり、海外にも応援してくれるファンの方が増えてきましたし。みんなで頑張って作った乃木坂46という名前があるから興味を持ってくれる人がどんどん出てきているんだと思います。やっぱり、今までの頑張りがあってのことですね。

ーーグループとしても東京ドーム公演を終えて、海外でのライブも成功してと、次の展開を迎えていますね。

星野:海外の公演では、みなさん日本語を覚えてきてくださっていたりと、ありがたいしすごいなと思うことが多いです。

ーー20thシングルは生駒里奈さんの卒業作でもありますし、グループ的にもここが大きなタイミングになりそうです。星野さん自身も写真集をこうして出すことで、またギアが変わったりするのでしょうか。

星野:次のステップに向けて色々やらなきゃと思いますけど、キープも大事だなと思っていて。昨年出させていただいた番組や企画も引き続きできるようにしながら、新たなものにもチャレンジしていきたいです。全部を変えるというより、今の好調をそのままに、取り入れられるものは取り入れていきたいなと思ってます。生駒ちゃんも「今年は乃木坂が『紅白歌合戦』に出るのをテレビから見てるね!」って言ってくれたりしたので、ちゃんと出させていただけるように活躍し続けたいです。

ーー今後、星野さんが写真集の次にトライしてみたいことは?

星野:一人で写真集を出したり、先日はソロでのラジオレギュラー(NHKラジオ第1『らじらー!サンデー』)が決まったりと、責任感が芽生えてきましたし、ソロでのお仕事もどんどん頑張っていかないとなと思います。

ーーちなみに1期生として、乃木坂46の強みは初期と今でどう変わったと感じますか?

星野:メンバー一人ひとりのやりたいことも明確になってきて、自分の知らないところでも活躍しているので、そのバラバラな個性が強みになっていると思います。グループとしてはみんな仲も良いし、楽しいのが一番だと私は思っているので、それが一番の強みにもなっているのかもしれません。

ーー最後に、グループとしての次の目標は?

星野:3期生も選抜に入り、新メンバーのオーディションもやっていますし、誰かがいなくなったから力がなくなったと言われないように、一人ひとりの力をもっと強くしていきたいです。これから入ってくる子たちのためにも、長く続けられるようにしていかないとなと思いました。(中村拓海)

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