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昨年の衆院選で議席数を4倍増とし、その勢いのまま高い支持率を誇る国民民主党。玉木雄一郎代表はSNSでの人気もあるが、アキレス腱と言える存在が弟の秀樹氏だ。金銭トラブルを何度も引き起こし、本誌(『「玉木雄一郎の弟」がダークサイドに落ちるまで』'25年1月11・18日号)を始めメディアから攻撃を受け続けた。
「兄の名を使ってカネ集めをしている」と指摘されることもあったが、1月21日、経営するグローバルコンサルティング合同が東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
秀樹氏のトラブル発覚は昨年7月、「3000万円持ち逃げ」と写真誌に報じられてから。当初は「兄に迷惑はかけられない。(名誉毀損)提訴も辞さない」と息巻いていたが、訴えを受けた弁護士が玉木後援会向けの「報告書」を作成するために聞き取り調査を始めると、秀樹氏は辻褄の合わない弁明に終始したうえ、別の金銭問題が次々に発覚した。しかも2名の債権者が「詐欺被害に遭った」と警察に被害届を提出していることが明らかとなり、調査も提訴も中断した。
秀樹氏は、「返済能力はある」と強弁しているようだが、救いようのない断末魔だけに、倒産こそむしろ「兄のため」になるのではないか。
「週刊現代」2025年2月22・3月1日合併号より
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【つづきを読む】国民・玉木代表の実弟が兄・秀樹への思いを告白…「もうかかわりたくありません」