「皿婆」「目立ちたがり」...美智子さまへの「誹謗中傷」が激化している背景事情

サービス精神が旺盛

5月9日の夕方ごろ、皇居周辺に集まった数人の皇室ファンは、予期せぬ瞬間を目撃した。居合わせたファンの一人が明かす。

「皇居の乾門の近くを通りかかったら偶然、美智子さまの車を目撃したんです。まるで皇后でいらしたころのように、お付きの車が何台も並んだ立派な車列でした。

しかも私たちが沿道で見ているとわかったからか、窓を半分くらい開けてマスクを顎までずらし、会釈してくれました。サービス精神でお顔を見せてくださったのでしょう」

5月4日から10日まで、上皇さまが「無症候性心筋虚血」で東大病院に検査入院された際は、毎日お見舞いのため足を運んでいた美智子さま。「上皇をお支えすることが自分の務め」だと強く思っているのは間違いないものの、SNS上には批判の声も少なくない。

「一昨年ごろから、SNSで美智子さまを揶揄する声が増えてきました。中には、よくお召しになっているお帽子が小皿のように見えることから『皿婆』、あるいは国民の前に積極的にお姿を見せようという姿勢から『（アタクシ）ミテコ』などと、意地悪なあだ名で呼ぶユーザーも散見されます。

毎日のように上皇さまをお見舞いされていたことについても、『引退したのにまだ目立ちたいのか！』などと、批判する意見が散見されますね」（皇室担当記者）

もしこういった「誹謗中傷」をご本人が目にしたら……今度は美智子さまのお具合が心配になってしまう。